《聖域の守護神・アテナ-NON-》を使いたい話【デュエル・マスターズ 】
前ブログを閉鎖させ、今回からこちらのブログを本ブログとしていきたいと思っています。ポフルです。前ブログから来てくださった皆様、お久しぶりです。またこちらにも来ていただいてありがとうございます。
基本的には、以前のような考察記事……というよりも、私が自由に書きたいことをつらつら書いていくものになります。今回のこの記事を読んで、それでも楽しめそうだという方、よろしくお願いします。
さて、前ブログの更新を止めている間、リアルが忙しかったりスイッチに剣盾に半引越しとまぁデュエマに触るタイミングが掴めなかった私でしたが、しっかり黒箱は確保したわけです。
黒箱については今後書きたいこともあるのですが、そこは置いておいて。
今回の黒箱。個人的に1番使いこなしたいと思った子がこちら。
《聖域の守護神・アテナ-NON-》ですね。
ソシャゲのパズドラをそこそこにプレイしていて、このアテナちゃんも(交換所で使用しちゃったけど)可愛いとは思ってたんですよね。
そんな中でこの子の登場ですよ。使いたいじゃないですか!!!!
ということで、今回はこの子をある程度真面目に使うことを考える記事です。
どんなカード?
光/自然でコスト8パワー11000のエンジェル・コマンド/ゴッドのブロッカー。
W・ブレイカーかつ攻撃時のシールド追加と、シールドが7つある時のゴッドのパワー+6000とブレイク数追加です。
なかなか盛り沢山ですね。
ゴッドとしては初の、G・リンクを持たないクリーチャーです。そのため、そこそこ多いゴッドサポートの内、《プロジェクト・ゴッド》のような、G・リンク関係のゴッドサポートは受けることができなくなっています。
……とはいえ、
久しぶりのゴッドサポートだよ!!やったね!!
と思っている方もいらっしゃるのでは。
ただ、超天編初期くらいでデュエマの知識が終わっている私でもそこそこわかるくらいには、この子を使いこなすのは難しいかと思ってしまいますね。
遅すぎた感のある能力達
まず、攻撃時のシールド追加能力。
この能力自体を弱いと評するつもりはないんですよね。トリガーのヘブンズゲートから出して、殴り返しでクリーチャーを除去しつつ、2枚ものシールド追加。仮に《オラクルDJ》なんかを使っていれば、そのままアンタップしてブロック体制まで整うという、ヘブンズゲート前提での対ビートダウン性能はかなりの物かと。
ただ、最近のビートダウン事情からして、出た時のシールド追加もあったほうがよかったかなぁとも思ったり思わなかったりですね。ヘブンズゲートのトリガーに成功しても、そのターン中にそのままゴリ押されてしまうこともあり得るのではないかと思ってしまいます。
ヘブンズゲートで扱う場合、白緑よりも白青のほうが使いやすかったかな……という事も思ってしまいます。元ネタのアテナちゃんが光/木だから仕方ないけどね!!!むしろそこに合わせてくれてありがとうだよね!!!
むしろこれを機に、種族選別でドローできるようにした天門なんか考えても良いのかも。
また、上記の考えはあくまでトリガーからのヘブンズゲートでの展開を考えた場合の考えです。
自分のターンでの展開の事を考えると、シールド追加まで1ターン待たなければならない点や、そもそもそこまで待ってくれる相手にシールド追加が必要かどうかという懸念点が挙げられますね。
そして、ゴッドサポート。
仮に、ゴッドサポートではなく自身の打点強化のみを目当てに採用する場合でも、そもそもビートダウンの速度が高くなった現在において、適用させてくれるかどうかという問題はついて回りますし、適用できたところでパワー+6000と打点の1増加。苦労して手に入れた能力がサイズアップというのは、何というか、原作でも攻撃的なアテナちゃんらしい能力ですが……。ここまでの苦労に見合っているかと問われるとちょっと微妙ですね。
……原作の2体攻撃とかコンボ強化のことも考えたら、パワーも打点も2倍でも良かったのでは……?とか思っちゃいますけれど、既存カードとのバランスも考えてくれた結果と考えておきましょう。
単体強化では労力に見合っていないと考えてゴッドの強化として考えたいところですが、これはこれで、
「特殊な構築が要求される事が多い各種ゴッドデッキに、自然文明入りとはいえ、コスト8と重いこの子を入れる余地があるのか否か」
という問題点がついて回ります。
極端な例として「起源神」。そもそも全てリンクさせるのが難しく、起源神カードの採用スペースが20枚前後しかないのデッキに果たしてアテナを入れる事ができるのかという話でもあります……相性自体はいいと思うのですが、色の問題なんかも考えると難しいですよね。
そもそもゴッド自体が
「リンクさえできればオーバーキル級のスペック」
という性能である事を考えると、
「変にゴッドを強化するよりも、素早くかつ安定してリンクさせるような構築を目指した方が良い」
という結論になりがちなのも辛いところですね。
ゲームスピードがそこまで速くない、それこそゴッドが出てきた頃あたり、もしくはエピソード3あたりにこの子が出ていれば、むしろすごい活躍をしてくれたような気がするだけに、現代デュエル・マスターズの時代に出てきてしまった事がかなり悲しいですね……。
ここまで書いた上で出せる結論としては「ヘブンズゲートにおける対ビートダウン対策カードとしては使えそう」
くらいのものです。世知辛いかな。
それでももっと何かしらで使いこなしたい
そんな、正直誰でも思いつきそうな結論で終わりたくないのが私。
もう少しこう、踏み込んで考えてみます。
アテナちゃんが使いこなしにくい点は、主に以下の3点です。
- シールド追加のタイムラグ
- 現環境では重いコスト8
- 単体では地味、ゴッドと併用するにも強化すべきゴッドの選択が必要
1点目のタイムラグについては、やろうと思えば幾らでも何とかなるかと思います。
例えば、隣に立っている光or水クリーチャーをドレミ24にチェンジさせてダイヤモンドソードを唱えてみたり、ゴッドウォールで確実に1ターン生き残るクリーチャーにしてみたり。マッハ・ナックルでマッハファイター与えても良いですよね。
2点目の、コスト8と重い点についても、気合で何とかしましょう。マナブーストからのジェニーや解体事変、パクリオ等でコントロール。解体事変は、クリーチャー側がシールド追加なので最後まで腐らないいいパートナーになりそうです。
いっそノヴァルティ・アメイズを仕込んで使うというのもいいかもですね。
そして、最大の問題点である、組み合わせるゴッド。
今までの問題点の解決案と照らし合わせると、
「デッキ構築の際、上記のような、アテナちゃん召喚までの妨害などのサポート及び、召喚後サポートを無理なく採用できる、構築の幅が広いゴッド」
が適任となりますね。
この条件に合うゴッドを、以下に挙げていきましょう。
相性の良さそうなゴッド
ペガサス&レオパルド
リンク時はアンタッチャブル持ちW・ブレイカー。
アンタッチャブルをすり抜けるカードも増えているとはいえ、出されて厄介な事には変わりありません。
リンク時の打点が低い事が欠点でしたが、アテナちゃんの強化能力でその欠点をある程度解消できるのが一つのポイント。
さらに、レオパルドでアテナちゃんをサーチでき、ペガサスでマッハファイター付与関連の呪文をサーチできる点も相性の良い点の一つ。
ペガサスレオパルドがゴッドの中では比較的軽量かつ、サーチ能力による汎用性も兼ね揃えている為、デッキの自由度が高めなのもアテナちゃんにとって追い風。色もぴったりと、個人的一押しゴッド。
ゼン&アク
強力かつ構築の幅が広いゴッドといえば必ず上がるゴッド。4色前提なだけあって、構築の幅、主に採用する色の幅に関して言えばトップクラス。
リンク時にQブレイカーと、後一歩足りなかった打点をアテナちゃんで補える可能性があるというのもポイント。
欠点を挙げるなら、ゼンアクが強力すぎてアテナがいらない可能性でしょうか。
創世神
アダム、イヴ共に、単体でもそこそこ強力である事はポイントの一つ。
打点が低い事以外が使いやすいイヴの打点を補強しやすいのもポイントの一つでしょう。
ただし、進化元となる軽量オリジン達のカードパワーの低さ故、デッキパワーが下がってしまいがちな事は欠点の一つですね。
ゴッド・ノヴァOMG
自然を入れてマナブーストができるように構築すればこちらもワンチャンス。
ゴッドを展開する過程でシールド追加ができる点も、アテナちゃんにとって嬉しい点の一つです。
ただし、ゴッド ・ノヴァOMGの打点低い問題は既に《神の子イズモ》が解消している点が問題点ですね。
挙げられるゴッドとしてはこの辺りでしょう。
おそらく一番しっくりくるのはペガサスレオパルドになるのではないかと思いますね。
いっそ、【連神】というデッキタイプで使うのもいいのかもしれませんが……普通に使う時以上にシールド管理が重要になってしまいますね。
まとめ
さて、アテナちゃんについて色々と書きました。
私は今回しっくりきたペガサスレオパルドで組むために、すんごい昔のゴッドを探す旅に出ようかと考えています。貧困時代では無くなっているので、買うのは問題ないですが、時間との戦いをどうにかしたいですね。
構築できて、しっくりきた際には構築あげようかなとも思っています。
今回のこの記事を機に、皆さんも今回の黒箱のカードで面白そうなカードを使ったデッキを組んでみてはいかがでしょうか。
以上。ポフルでした。