バースト版ストームペガシス.10G.Qc'が強い理由【デュエル・マスターズ】

最近、自分を奮起させる為、ランダムレイヤー15をひとつだけ買ったんです。

 

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ククルカンの時といいヴァイスレオパルドの時といい、アタックタイプのレアに縁があるな!!!ポフルです!!!

 

なんとなく調べてみたら、このストームペガシス、強いと評判らしいじゃないですか。

ここは自分なりにその強さの理由を考えて行きたいなと思った次第です。

 

 

 

 

ストームペガシスレイヤー

 

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アッパー形状の3枚刃と、やけに丸に近い形状が特徴のアタック型(カタログスペックでは)のレイヤーになりますね。

 

メタルファイトベイブレードに関しては全く思い入れが無いのですが、思い入れのある方にとってはかなり感動する完成度みたいですね。

私もドライガーFの復刻でかなり興奮した身なので、おそらくそれと似た感じなのでしょう。

 

外観からはメタル内蔵だとわかりにくいですが、

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3枚の爪のようなものが付いたリング形状のメタルパーツがレイヤーに内蔵されています。

これにより、超Zレイヤー程度の重量はしっかり確保出来ていますね。

 

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重さを最大の特徴とした「デッドハデス」や、メタルパーツが外周を一周している「ウィニングヴァルキリー」と比較すると、メタルの量は控えめに見えますし、メタルパーツの直径も同じ位です。

 

遠心力の面ではおそらく上記2機に負ける事でしょうし、アーマーが付いたままの「パーフェクトフェニックス」にももちろん勝てないでしょう。実際、重量は19グラムと上記3機よりも軽めです。しかしながら、このレイヤーの最大の特徴は「メタルパーツが内蔵されている点」でしょう。

すなわち、メタルパーツが他2機よりも下側に配置されているという事です。これによって、レイヤーの低重心化が出来ていますね。

 

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低重心化が出来るという事は、すなわち「他のレイヤーよりも倒れにくい」という事です。

荷物を入れた箱を想像していただければイメージできるかと思いますが、重いものを上に置いてしまうと、持った時にぐらぐらしたり、やたら重く感じたりするかと思います。反面、重いものを下に置けば、同じ重さでもぐらつく事無く、安心して持ちあげる事が出来ますね。

 

すなわち、「他の超Zレイヤーよりも安定した回転が期待できるレイヤー」という事が言えるでしょう。ここがこのレイヤー最大の強みだと言える気がしますね。

 

また、そこまでゴツゴツとした見た目でなく、全体的に丸い事から、空気抵抗が少なく持久力もそこそこ期待できます。もちろん、バーストのリスクもそこまで高くは無いでしょう。

 

そのおかげか、アタックタイプとしているわりにはロックが緩いです。逆に言えば、ロックパーツの破損を気にする事無くダッシュ系ドライバーを使用できると考える事はできるでしょう。

 

 

10ディスク

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「リヴァイブフェニックス.10.Fr」を初出とするディスクで、内重心かつコアディスク中では0に匹敵する重量を持つディスクですね、

 

内重心でありながら幅広になっている事によって遠心力もそこそこ。安定した回転を見せてくれる上に、0ディスク以上にどっしりと構える事が出来る、どちらかと言えば防御型のディスクですね。

 

 

G(グレイブ)フレーム

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「クライスサタン.2G.Lp」を初出としていた筈のフレームですね。

 

バースト力をアップと言うのが公式の謳い文句ですが、どちらかと言えば、フレームにしてはあまり地面を擦らないなめらかな形状と、それによる最後の粘りの方が重要視されている気がするフレームですね。

 

 

 

Qc'(クイックダッシュ)

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ストームペガシスのために開発されたらしい、「ハンター」よりも太く、「エクストリーム」よりも細めのラバーフラット軸です。

 

メタルファイト時代にストームペガシスが履いていた軸は「エクストリーム」と同じ太さだったらしいのですが、エクストリームよりも細くなった事で扱いやすさが向上したと見て良いですね。

 

メタルファイト世代の方が復帰して初めてこの子を使う場合には、このくらいの太さが一番使いやすいかもしれません。慣れてきたらワンランク上のエクストリームを試してみてもいいかもですね。同じランダムブースターにエクストリームダッシュが収録されているのは、そうした狙いもあるのかもしれません。

 

「エクストリームよりも細めかつハンターよりも太め」と言いましたが、正確に表現すると、

「エクストリームよりもほんの少し細く、ハンターよりもしっかり太い」と言った太さなので、軌道と速度自体はエクストリーム寄りですね。ハンターがラバー軸にしては中途半端さが拭えない軌道と速度だった事も考えると、クイックはかなり理想的なアタック軸と言えるかもしれないですね。

その分、持久はエクストリームと同じくそこまで高くないので、しっかりと攻撃に参加させられるシュートテクニックは必要になりそうですね。

 

 

使ってみた感じ

これは強いと確信できますね。

 

超Zレイヤーは「メタルがレイヤー上部に配置されている」という特徴があります、さらに、レベルチップの関係もあってどうしても「中盤ぐらつく」「細めの軸では支えきれない」という欠点が存在していました。

 

レイヤー部分で説明した通り、ペガシスはレイヤーの内部にメタルを搭載している為、低重心化に成功しています。

そのため、超Zレイヤー程ぐらつくことは無く、最後まで安定した軌道と回転を見せてくれます。

 

Qc'という持久力に難のあるラバー軸を使っておきながら、持久力もかなりある方だと感じます。その辺のパーツで適当に組んだ持久カスタムや防御カスタム程度なら、アタックに失敗してもスピンフィニッシュをしっかり狙う事が出来ますね。これでドライバーを持久系にしたらどこまで持久が伸びることやら。恐ろしいポテンシャルですね。

 

とにかくその安定感のある軌道と回転は、使う人をベイブレードの虜にしてしまうかのような魅力がたっぷり詰まっていると言って良いでしょう。

 

このストームペガシスが強い理由をまとめると、

外重心かつ低重心のレイヤーが、どっしりと安定した回転を長く維持する事に貢献している

という事になりますね。

なんとなく、少々軽量化した代わりに安定性がグッと上がった「デッドハデス」と言った印象を持ちますね。

 

 

難点としては、「アタックタイプの割には、バースト力とオーバー能力共に低め」という点でしょうか。

 

正確に言うと、低重心かつ10ディスクとラバー軸特有のどっしりとしたアタックと素早い追い打ち性能によって、相手をスタジアム外まで押し出す寄り切り戦法はかなり決まります。オーバー力自体は高めだと言えます。

ただ、「クラッシュラグナルク.0R.Ds'」や「デッドハデス.00G.Z'」のカスタムを愛用する私としては、一撃で相手をオーバーキル気味にオーバーさせたり壁にたたきつけたりと言った派手さを期待していた分、連撃で相手を押し出す戦法というのは「レイヤーの攻撃力」とは少し違うかなと。

バースト力もそれほど高くはありません。ウィニングヴァルキリー等のバースト力は持っていませんね。

 

持久改造や防御改造をしてみたいところでもあるのですが、それらをしようとすると自身のロックの緩さがどうしても気になる所です。

メタル内蔵かつ外重心のレイヤーなので、バーストの心配はそこまで高くは無いかとは思いますが、クラッシュラグナルクのバースト率の高さを考えるとうーんという感じ。でもクラッシュラグナルクよりもロック固めだし……。

 

少なくとも、馬鹿の一つ覚えのようなベアリング改造は自殺行為ですね。

 

改造案

様々な方向性から考えてみましょう。

 

攻撃改造案

 

エクストリームダッシュの使用

機動力を更に上げる事が出来るエクストリームダッシュによって、相手を吹き飛ばす力と追い打ちを仕掛ける速さを上昇させる案です。

扱いは難しくなりますが、その分アタックタイプとしての理想の形は近づく気がしますね。

 

バランス改造案

ゼファーダッシュやデストロイダッシュの使用

「レイヤーが軽量化した代わりに安定性を手に入れたデッドハデス」という印象通り、攻撃タイプでありながら持久力の上昇にも一役買うゼファーやデストロイの使用を視野に入れたいですね。

攻撃的なバランス軸によって、オーバーを狙いつつスピンフィニッシュも狙うという改造も狙えます。

ただ、どっちつかずになりがちではあるので、相手を確実に仕留めるようなシュート技術を磨くか、もしくはシュートパワーの暴力でスピンフィニッシュを狙いに行くのか等考えた方が良いのかもしれないですね。

 

持久計改造案

アトミックドライバーの使用

フリー回転ボール軸を使い、相手の攻撃を受け流す事でストームペガシスのロックの緩さを補いつつ、安定したスピンフィニッシュを狙う改造です。

ロックの緩さの割にそこまでバーストするわけでは無く、右回転相手ならその優秀な性能も合わせて安定した立ち回りができそうですね。

 

エクステンドプラスの使用

こんな(ガチ勢からしたら)周知の事実、ドヤ顔で書く必要あります?私は書きたくないです。

 

敢えて書くなら、思ったほどバーストしないなってくらいです。

 

 

 

ひとまず、現在使用しているカスタムは「ストームペガシス.00G.Z'」です。

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これによって、当てて以来なんだかんだ好きになったデッドハデスとはしばらくお別れです。ハデスはロックの緩さにさえ気をつければなんでもできるレイヤーなので、こっちはこっちでなんか良い改造考えたい。

 

00にする事でバーストするリスクはやや上がりそうですが、ダッシュドライバーを履かせるならそこまで関係ないでしょう。むしろ、他のメジャーな超Zレイヤー達に重さ負けしないように、ちょっとでも重量はあげたいところ。

 

デストロイダッシュはクラッシュラグナルクで使用中なので、ゼファーを使用する事にしました。

この子使ってると、「ゼファーダッシュ」が優秀だと言われる理由が実感できますね。アタック寄りのドライバーだけでなく、色んなドライバーと比べてかなり持久力高いですし、良い感じに暴れてくれます。

この壊れやすそうな軸先は守りたいですね……。

 

 

まとめ

なんとなく当ててしまったストームペガシス。メタベイに興味が無かった私がこんな簡単に当ててしまってなんというか複雑な気分がスゴイですが、折角当たってしかもそこそこ強いとあれば、しっかり使いこなせるようになっておきたいです。

 

以上。ポフルでした。